5-17 <九段の丘>

教会の誕生日

 キリストが十字架につけられ殺された。どうすることもできずに手をこまねいていた弟子たち。万事窮す。あのキリストとの日々は一体何だったのか。夢のように過ぎ去ったキリストのとの3年間が虚しい。

ところで3日目にキリストは復活された。その後、40日にわたって、弟子たちに現れて新しい神の祝福の約束をお与えになった。「まもなく聖霊によって洗礼を授けられる」「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力をうける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリヤの全土でまた地の果てに至るまで、わたしの証人となる」

復活祭からちょうど50日目の五旬祭(五十日祭=ペンテコステ)に、祈っていた弟子たちに神の霊がくだった。それまで敵対者たちの目を逃げ隠れていた弟子たち。上からの力を受けて、部屋の戸を破り、街頭に出て、イエス・キリストを宣べ伝えはじめた。不思議な光景だった。特別に訓練を受けたわけでもない、ただ言われるままにひたすら心を合わせて祈っていただけ。そこに神の霊なる聖霊がくだる時、人々は変えられた。

正式には『聖霊降臨祭』、そのときの祭りの名前を拝借して、『ペンテコステ』と呼ぶようになった。それが、キリスト教会の誕生の由来。アジアの西の端の小さな国からはじまったキリスト教は、多くの迫害に負けず、いや迫害のお陰で各地に散らされ広まった。2000年後の今日、アジアの東の端に島国の日本にも、その教えはしっかりと根を下ろしている。人々を幸せにする聖霊パワーって、すごい!

来週5月24日は『ペンテコステ』です。

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