3-20 <九段の丘>

                                  イースターという言葉

   英語のイースター(Easter)の語源について。
   古代の英語ではeastreであって、「春」を意味します。ゲルマン語ではaustre(インド・ヨーロッパ語でawesつまり「輝く」)である。
   古代ゲルマン民族の間で春分の日に行われる春の女神エオストラ(Eoster)を祭る行事と関係があると言われています。この女神は暁の女神でもあり、ローマ神話のアウローラ(Aurora)に相当します。これはオーロラと語源が同じです。
   後にゲルマン民族にキリスト教が普及するに伴って、復活日の時期がほぼ同じころであったため、その訳語として用いられたのが、イースターということばの語源であると言われています。

   キリストの復活が暁の女神以上に、決定的な曙光をもたらすという意味でこのイースターという言葉は定着して用いられてきました。
   尚、「東」を意味するイーストも同根の語です。夜明け光りアウストラは東からさしそめるからそのように言うのです。ちなみにオーストリアは他のヨーロッパの国々からみて「東に位置する国」という意味になります。

   歴史宗教であるキリスト教は、キリスト以前も、さまざまな宗教、神話、伝説、風俗習慣とかかわりながら成長発展し、今日に至ったことがわかります。
 今年は3月20日が『棕櫚の聖日』です。この日からはじまる一週間が『受難週』で、キリスト教の信仰にとって最も重要な期間といえます。

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