1-22<九段の丘> 

                                    美人は夜つくられる
 「泣きながら夜を過ごす人にも、喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる」(詩編30:6)
ある美容に関する文章をみていたら、この聖書の言葉が出ていた。美容上もっともわるいのが眠らないことだそうだ。だが、ぼくは美容を守ることにのみ必死になっている今の美容術には感心しない。
それより美を積極的に作り出す方を主眼とすべきだと思う。その第一は喜びではないか。喜んでいる人は輝いているので、老いも若きも美しい。
「あなたはわたしの嘆きを踊りに変え、粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。」(同12)。同じ詩編30に出てくるこのことばはとても積極的である。何といってもからだを動かして喜びを表現している人がもとも美しい。
指しゃぶりをする子供の指しゃぶりを無理やりに止めさせるよりは、外で運動させるのが一番いい。指をくわえてうじうじ生きるよりは、からだを躍動させ、汗をながして生きる喜びを表したいものだ。

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