2-19<九段の丘>

Cast the first stone.
人を非難すること。厳密には、自分のことは棚に上げて、ひとの失敗や罪咎を非難する人に対しての牽制の意味を含んでいる。「あなたたちはとやかく立派そうなことを言っているが、そんなに立派なら立派な順に石を投げたらいいだろう」という意味で「最初の石をなげよ」と表現した。新約聖書ヨハネ福音書8章に出てくる「姦淫の女」の記事に由来する言葉だ。
当時、あるいみ新参者(「改革派のリーダー」と言い換えてもいい)であったキリストに反感をもったユダヤ教の、うるさ型のファリサイ派の人々が、キリストを試そうとして、姦通罪で捕らわれた女を連れて来た。<モーセの言った通りにしろ>と言うなら、残酷ではないかと非難しよう。また<大目に見ろ>と言うなら、モーセの律法違反だと訴えようと手ぐすねを引いて構えていた。両刃の剣。どちらに転んでも非難を免れない状況に追い込んだ。(少なくとも敵対者たちはそのように考えた)
その時のキリストの答えは、「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、先ず、この女に石を投げなさい」というものであった。
ところがこの言葉を聴いて、彼らは年長者からはじまり、一人また一人と、立ち去ってしまい、やがて罪の女はキリストと二人だけになってしまった。
キリストは女におっしゃった。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もうい罪を犯してはならない」愛情あふれる赦しの言葉。この箇所の英語による簡潔な表現がいい。 Go,and sin no more.

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