8-27<九段の丘> 

                                                  理想に近づく
 かつてプロ野球で「安打製造機」の異名をとった打撃の名手、張本勲氏のところに、若手選手が相談に来た。
 「張本さん、理想のバッテイング・フォームについて、教えていただきたいのですが。」
 この質問に対して、張本氏は、こう答えた。
 「理想のバッテイグフォーム?
  もし、君がそれを知りたいならば、 一晩中、素振りをしなさい 
 一晩中、素振りを続けて、 疲れ果てたときに出てくるフォーム、
 それが、君にとって一番無理のない  理想のフォームだよ。」
 このエピソードは、大切なことを教えてくれる。
 われわれは、いつも、成功するための普遍的な方法があると思い、その理想的な方法を、安易に身につけたいと考えてしまう。(『フォーブス』No.39 2017.10 p.21のH.T氏の記事より) が、果たして、そんな調子のいい方法で 理想が身に着けられるものだろうか。
  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
 ふとこんなことを考えた。聖書の通読は、野球の素振りのようなもの。ともかく理屈を言う前に、聖書を読み続ける。分かっても分からなくても読み続ける。理屈を云々は、そのずっと後。急がば回れ。
 自分から聖書に問いかけるのはずっと経ってから。どんな謙虚そうな質問でも結局自己主張でしかない。読んで、読んで、読み続けることによって、やがて神さまが聖書のみ言葉をもってあなたに語りかけてくるまでになろう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です