1-21<九段の丘>

          個性的に生きよう
 トルストイの「アンナ・カレーニナ」の冒頭の言葉は、たいへん有名です。
   幸福な家庭はすべて互いに似通ったものであるが、
   不幸な家庭はどこもその趣が異なっている。

 このことを次のように言うことができると思います。
   幸福というものは、どれもこれも似たりよったりであるが、
   不幸というものは、それぞれみんな違う。

 もっと簡単に言えば、
   幸福は非個性的であるが、不幸は個性的である。

 今の若者が非個性的と言われて久しいが(・・・・そのような大人の批判は、実は紀元前からのもので、いつの時代もそうなのですから気にしないことです)、その理由が分かるような気がします。つまり、なんだかんだ言ったところで、恵まれ幸福であるということです。そこに年寄りが昔ながらに個性を要求することが所詮無理なのです。
 ただ最近の経済状況では、今までの常識的なお仕着せが通用しなくなっています。言われた通りにしていたら、切り捨てられてしまうかもしれません。自分の人生は、自分で切り開いていかなければなりません。それでいいのです。
 もしかすると、個性的に生きようとしているあなたにとって、今が最高の時期なのかもしれませんね。

 

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