九段教会コラム

コラムのトップへ戻る


7-2<九段の丘>  

2017年07月02日

                                                         会話の距離
 コミュニケーションの研究分野では、会話する場合、相手との適切な物理的距離というものがあるという。その目安を次の4つに分けることができる。
「排他域」(50cm以下 関係の浅い他者に絶対に入りこまれたくない距離 ) 二人の親密な関係の距離を言います。
「会話域」(50cm~1.5m 通常の会話がされる距離)  これも、付き合いの浅い者が入ることのできない距離でしょう。特別な関係の男女や、同性の親友の距離がこれでしょう。このへんのところが分からず、これからの季節を土足で闊歩する人は、男女問わず嫌われるのではないか。自戒したところです。
「近接域」(1.5~3m 普通、微妙な距離。会話をしなくてよいが、いづらい)
「相互認識域」(3m~20m 知人に挨拶する距離。近いほど相手を無視できなくなる)
     (岡田昭人著『オックスフォードの教え方』(朝日新聞出版)p.85より参照)

 

 相手との関係が、相手との距離を決めるので、無神経だと、知らず知らずのうちに嫌われることになる。思いがけない印象を周囲に与えて、結果的に生理的にも受け入れてもらえなくなることも覚悟しなければならないだろう。
 教会は、様々な人の出入りする所ではある。だからこそのこころ配りが必要ではないか。自分がどう思われているかを認識し、「あの人はざっくばらんに見えていて、気配りの行き届いた人だ」と思われるほどの慎重さも必要ではないか。