九段教会コラム

このコーナーでは、教会からのコラムや行事等についての記事を投稿します。(不定期更新)


11-27<九段の丘>

2016年11月26日

   思いを大切にしよう
「正しい行いは誰にでもできる。けれど、正しい思いは誰でも持つことができるとは限らない」といった哲人の言葉があります。
わたしたちはとかく外見によって判断します。だから見えるところさえ整っていればそれでよしとします。しかし、キリストは内面も重視されました。「みだらな思いで他人の妻を見る者だれでも、既に心の中でその女を犯したのである」と言い、心の中で兄弟に腹を立てる者は殺人に等しい罪をすでに犯していると教えられました(マタイ5章参照)。「そんなバカな!それならば全員罪人になってしまうではないか。」という声が聞こえてくるようです。
キリストは、一方でわたしたちのそのような素直なリアクションを期待され、他方で表面ばかりを着飾り偽善的に生きる当時の宗教指導者たちを揶揄し批判したのです。
今日のわたしたちも表面的に抹香(マッコウ)臭く生きることはありません。もっと自然体で!それでいて、駄目な自分を素直に神さまに告白し、赦(ユル)していただくのです。自分の心を正直に生きることこそ、神さまの求めることでしょう。クリスマスに向かって、清らかな思いを磨きましょう。

11-20<九段の丘>

2016年11月19日

 感謝のバトンリレー(その2)                                                                
今こそ、日本のキリスト者は将来に目を向けなければなりませんが、それは
明治初期の日本の教会に立ち戻るべき時でしょう。つまり<教会&学校&社会福祉>の三位一体の働きが求められます。◆今日、教会が危機的状況です。高齢化が進んでいます。このままではやがて教会員はみな天国会員になってしまいます。続く者がいなければ。また、クリスチャン・スクールの世俗化が止まりません。クリスチャンスクールとは名ばかりで、油断すると信仰がキリストと共に、キャンパスから追い出されそうです。そして、信仰によって建てられた社会福祉施設が教会と教会員によって支えられず、税金で運営されて、気が付いたら、肝腎の魂が抜け落ちそうです。◆その施設に魂が戻るために、教会がよき人材を施設に供給しなければなりません。同時に、学校にも良き信仰者を教師として派遣しなければなりません。そして、教職員の証しによって生徒たちが導かれ、またヴォランティア-奉仕の場としての福祉施設が求められのでしょう。いずれにせよ、互いに刺激を与えあ関係がもとめられます。◆ヤコブの手紙には、次のようにあります。「しかし、『あなたがたには信仰があり、わたしには行いがある』という人がいるかもしれません。行いの伴わないあなたの信仰を見せなさい、そうすれば、わたしは行いによって、自分の信仰を見せましょう」(ヤコブ2:18)瑞M仰は理屈ではありません。CCFのクラーク、ミルズ、バットの3博士に<証の姿>を見ます。

11-13<九段の丘> 

2016年11月14日

  感謝のバトンリレー
 「ララ物資展」が、九段下交差点横にある昭和館で開催中です。12月25日までの特別展示です。関心をもってお出かけください。改めて、70年前のアメリカ、カナダのキリスト者たちの援助を思います。おかげで、戦後日本人の餓死者は一人もいなかったと、報告されています。陰には、戦前日本を愛し、日本のために尽くしてくださった宣教師たちの故国での存在を忘れることはできません。CCF(クリスチャン・チルドレンズ・ファンド゙)として知られた、日本への支援は具体的な形で始まりました。それが、町田のバット博士記念ホームになり、玉川保育専門学校(現・和泉短期大学)となり、チャイルドファンドジャパンとなったのです。
 昨日、町田でバット博士記念ホーム創立60周年記念式典が行われ関係者が集いました。韓国のCCF,台湾のCCFからも多数駆けつけてくださり、またその初期から関係なさった方々も参加され、大変歴史的にも実りある会となりました。
 CCFのそれぞれの枝が、特に子供たちのために良き働きができるよう祈るばかりです。
振り返って、宣教師たちの貴いお働きと共に、彼らの背後にある平凡なクリスチャンたち1ドル、また1ドルと、日々の生活を切り詰めて捧げて下さった献金が、わたしたちへの学校給食になったことは、忘れてはならないことであり、豊かに与えられたわたしたちが、今度はより貧しい人々に分かち合うものでありたい。そう、考えさせられました。


11-6<九段の丘>

2016年11月05日

ネパールに思う
これと言った産業のない、だから貧しいと言われるネパール。エアポートにはヒマラヤでのトレッキングを楽しむために来た外国人たちでごった返す。それも外貨を稼ぐ貴重な産業だ。ただ、ネパールはほんとに貧しいのだろうか、とふと考えてしまう。どこまでも続く、広大な緑の大地の上を飛ぶ。カトマンズから飛び立ったエアバスからの雄大な光景!
温暖化のことを地球レベルで考える時、ヒマラヤやアマゾンの大自然の豊かさを思う。先進国は、そこに住む人たちに、乱開発をしないように頼み、その分の経済的な見返りを差し出すべきではないかとさえ真剣に思う。
だからといって、何から何まで今のままでいいなどと言っているのではない。適切なインフラ整備は必要だろう。ただ、人間の欲望は果てしなく、また今の欧米日本など先進国といわれる国々のありかたが、完璧で、かれらの目指す理想だとは到底思えない。
知恵が求められる。
地球家族が共に幸せになる考え方が望まれる。