九段教会コラム

このコーナーでは、教会からのコラムや行事等についての記事を投稿します。(不定期更新)


5-7<九段の丘>

2017年05月08日

                              少年よ、大志を抱け!
 あのクラーク先生が、札幌農学校を去るときに、学生たちに呼びかけた最後の言葉と理解し、Boys, be ambitiousを「少年よ、大志を抱け」と翻訳され日本中に広まった。
 しかしambitiousとは、もともと「大志」というよりも「野心がある」という意味が強く「野望に燃える」といった意味で、あまり上等な表現ではなかった。
 わたしが、聞き、理解したのは、上記の言葉の後に続いて、・・・in Christがついていたという説明だった。それならより上等な表現になると思って納得しておりました。ああ、そうか。それなら野心的でなく、大きな志ということで、受け入れやすいと思ったものでした。ところが、更なる説明を発見しました。本当はそうではないらしいというのです。さらに異なる理解があるというのです。それが以下の言葉です。
  Boys, be  ambitious  for  the  attainment  of  that  a man  ought  to  be!「青年よ、人間のあるべき姿に到達するように、大きな志を抱け!」という意味で、人格の完成を謳っているというのです。ずいぶんと従来教えられてきた内容とは異なります。多分、これが本当なのでしょうか。これが多分クラーク先生の本音なのでしょう。
 それほどに、ひとの言葉は聞く者によっても勝手に理解されるのですね。