九段教会コラム

このコーナーでは、教会からのコラムや行事等についての記事を投稿します。(不定期更新)


7-9<九段の丘>

2017年07月09日

                              梅雨だ、どこかで油でも売るか!  

 

「さぼる」とは、「怠ける」という意味ですが、フランス語の「サボ(木靴)」からとられ「サボタージュ」になって日本わたってきたのが大正時代と言われています。そして日本語の「る」をつけて、「サボる」になったそうです。  

この「サボる」と同じような意味に「油を売る」というのがあります。これはずっと古く室町時代かにさかのぼります。当時京都には「油座」という油業者の組合ができて、この業界はたいへん儲けたそうです。ですからこの業界で働く人たちは一様に豊かで、こせこせ商売はせず、悠々とやっているので、遊び半分の気の乗らない商売をしているように見えたのです。その様子を見て、人々は「あのひとは油を売っている商人のようだ」「あの人は油を売っている」と言ったのです。 また、油の行商が升から徳利に移すとき、油が切れるまで待たなければならないので、世間話をしたりタバコを吸ったりしました。その様子から、怠けること、手間取ることを「油を売る」と言われるようになったという事です。

「油を売る」とはあまり良い意味で使われないようですが、こんな梅雨の季節だから、時にのんびり油でも売って気を晴らしてはいかがでしょう?   

疲れた者、重荷を負う者はだれでもわたしの元に来なさい。休ませてあげよう。(マタイ11:28)