罪には5つの顔があります。
その1、神様は正しいと思ったこと、つまり善と悪との間に線を引かれました。私たちが、その線を踏み越えて許されていない悪い行いの領域に入ります。その時、私たちは、神様の律法を破っているのです。私たちが、神様の律法のすべての要約である十戒(出エジプト20章1-17)を守らない時に、私たちは罪を犯しているのです。律法に当てはめられた主イエスの教えを、自らの生活の中に適用して生きることが出来ないならば、私たちは罪を犯しているのです。
ヤコブの手紙(1章14-15)には、だれもが、神様の律法を破ったことが記されています。「人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます」。私たちキリスト者には、そのことを自覚して信仰生活を送ることが求められています。