人はどのように回心するのでしょうか。その人が、どのような人なのかに影響されます。その人の気質や個人的な背景でも違って来るでしょう。ある人は、人生に意味を与えると思っていたものや、人生の中心になることを失ってしまう悲劇や社会的変動のような人生の危機を感じた時に起こります。この時、神様は私たちに、聖霊の力と愛の源泉を見せてくださいます。一方で、人生の幸福の絶頂の時に、回心の時が起こることがあります。すべてがうまくいっている時に、私たちは神様の寛大さに感謝したい気持ちになってきます。あるいは、私たちが成功しているのに、まだ何か足りないと思う時、私たちの人生にとって大切な何かが欠けていることに気付くことがあります。回心は突然に起こります。ある人は、それまで偶像礼拝していたのに、突然、一夜にして態度が変わって主イエス・キリストを通して、真の神様を礼拝するようになります。けれども一般の回心は、内側の動機や欲望との、長い困難の戦いの後に訪れます。多くの人は神様の許しの必要を納得するまで長い期間を経験して、回心はその追求と罪を責められる心の苦しみの頂点として訪れるのです。