人間は宗教心というものを持っています。世界中の国々にはいろいろな宗教があり、それぞれの人間が何らかの宗教をもって生活しています。自由主義国家の中で宗教を認めない国や民族は、皆無に等しいでしょう。すべての人の心に、神への思いがあるからです。
人間は、自然世界の神秘的な存在や自分よりも偉大なものに畏敬をもち崇めたり、礼拝することをしてきました。また木や石を刻んで、神々を作り上げることもしてきました。なぜ、人間は神的なものに憧れ、宗教心持っているのでしょうか。それは聖書が語るように人間だけが、創造主である神に似た者として造られたからです。神との応答を行い、神を慕い求めて、愛する心を持っているということなのです。
けれどもこの事実を知らない人は、まことの神を礼拝することが出来ません。それで神ならぬものを神として拝むことになります。 自然や動物を神として拝んだり、木や石に像を刻んで神仏としてしまうのです。