聖書は歴史上最も古い書物です。そこには文学的に優れている描写や、歴史的に重要な記述があります。驚くほど素晴らしい戒めや教えがあります。しかしそれらは、聖書の本来の事柄ではありません。聖書は信仰の書であって、神様の御言葉が記されている書として聞き従うことが大切だからです。聖書は、旧約聖書39巻と新約聖書27巻の構成です。この「約」という言葉は「契約」という意味です。聖書は神様が人類に対して結ばれた旧と新の契約ということです。
旧約聖書は、イスラエル民族の歴史を通して、救い主が神様から与えられることが記されています。その中には天地創造から、神様に従った人々の記録、モーセの十戒や、詩編、箴言、預言書などがあります。新約聖書には、救い主イエス・キリストの生涯の記録を記した四福音書があります。それらを読むならば主イエスが神からの救い主であり、命と救いが与えられていることが分かります。