主を信じる信仰を持たない人に十字架とは何かと問われたらどのように答えたらよいでしょうか。それは、讃美歌262番で歌われるように「神の義と愛の会えるところ」なのです。
神様は、聖にして義なるお方です。罪と汚れを憎むお方なのです。ですから、私たち人間の神に対する罪、人に対する罪をいい加減にしたり、見逃すことをされません。しかし、神様は、私たちを心から愛し、慈しまれる父なる神であるのです。私たち人間の罪を憎み、しかも愛を貫くためになさったこと、それが、全人類の罪をご自分の独り子イエスに負わせて、十字架上で罪の報いの死を受けさせたのです。そして、独り子イエスを復活させたのです。このキリストの十字架上の死と復活を信じることによって、私たちの過去の罪や、現在の罪、そして将来の罪のすべてが赦されるようにされるのです。