私たちの霊的な命を支えるためには、キリストを信じる信仰がなければなりません。信仰をもって受けるなら、キリストの救いと永遠の命が私たちに確かに与えられていることを、食べ、また飲むことによって確認できるのです。それから、自分は過ちを犯したので聖餐を受ける資格がないと、聖餐を拒む信仰者がいます。聖餐は、まさしくそのような罪人のための、恵みの礼典です。信仰者であっても、私たちは皆、罪人です。どうか、聖餐を受けることによって、キリストの十字架の救いと罪の赦しが、罪人である自分に、確かに与えられていることを経験してください。また、同じ一つのパン、同じ杯を受けるのですから、お互いが、神の家族としての一員であることを知らされ、兄弟姉妹の交わりを重んじる者となります。そのための必要な力や導きは、私たちが受けたキリストによって与えられるのです。