自分を愛してくれる人のためとか、義人のためならば、身代わりになって死ぬ人がいるかも知れません。けれども主イエス・キリストは、私たちが罪人であった時に、つまり神の敵であった時に死んでくださったのです。それは神様が愛であり、また義であるからです。
しかも、キリストは十字架上で死んで墓に葬られて復活されました。人は死んだら何もすることは出来ません。死に対しては無力です。けれども神様は、キリストを死から復活させて、死の力をうち滅ぼしたのです。では、2千年前の十字架と復活の出来事が、なぜ現在の私たちの救いになるのでしょうか、それは神様が、私たちの心をキリストの十字架と復活に向けさせ、この出来事が他ならぬ私たちのためであることを知らせてくださるからです。
この救いを受けるなら、人は罪と死の裁きから免れ、新しい命を与えられて、キリストと共に永遠に生きることが出来るのです。