聖餐式の時、「まだ洗礼を受けていない方は、これに与ることが出来ません。」と、牧師は注意いたします。なぜ、未受洗者や信仰告白をしていない人には許されないのでしょうか。それは、聖餐式の起源との関係に意味があります。主イエスは、十字架にかかる前夜、エルサレムの二階の広間で十二弟子たちと最後の晩餐をされました。その席上で、主イエスはパンを裂き、ぶどう酒を取って弟子たちにお与えになりました。それは、十字架上で裂かれる主の体と流された血が、常にわたしたちのものであることを確かにするためでした。この時以来、聖餐式を大切に守って行って来ました。聖餐に与ることによって豊かな恵みと命を受けることが出来るからです。